数井みゆき|心理学博士(KAZUI Miyuki, Ph. D.)

連絡先029-228-8276(Fax兼)  メール miyuki at mx.ibaraki.ac.jp  (at を@マークに変えて)

専門分野: 発達心理学、保育学
研究の専門領域: 関係性の源泉を探るアタッチメントの生涯発達

発達心理学領域で,乳児と養育者のアタッチメント関係を中心とした関係性の生涯発達を研究しています。
  その関係の中で発達する子どもの心のあり方を考えることは,親の関わり方や乳幼児期における保育者・先生
  の関わり方の実践にも広がり,学校教育と教員養成に活かすこともめざしています

略歴

1985年 ノーザンミシガン大学文理学部心理学科卒業
1988年 ユタ大学大学院心理学研究科修士課程修了
    (M.S.,心理学修士:発達心理学)
1991年 メリーランド大学大学院心理学研究科博士課程修了
    (Ph.D., 心理学博士:応用発達心理学)
1994〜1996年3月 日本学術振興会特別研究員
         (お茶ノ水女子大学)
1996年4月〜現在 茨城大学教育学部 教授

研究活動(主な著書、論文など)

『日本人母子における愛着の世代間伝達』(2000)
 教育心理学研究,48,pp.323-332
『乳幼児期の保育と愛着理論:子どものより良い発達を求めて』(2001)
 母子研究,21,pp.62-79
『子ども虐待−学校環境に関わる問題を中心にー』 (2003)
 教育心理学年報,42,pp.148-157
『アタッチメント〜生涯にわたる絆』 (2005) ミネルヴァ書房
『アタッチメントと臨床領域』 (2007) ミネルヴァ書房
『アタッチメントを応用した養育者と子どもの臨床』(2011, 訳本)
   ミネルヴァ書房
『アタッチメントの応用と実践』(2012、8月予定)誠信書房

担当授業科目

学部: 保育学 養育環境学 親子関係学 
     学校における子ども虐待の予防と防止 教養教育の授業など
大学院:児童学特論、児童学演習 など

所属学会

日本発達心理学会, 日本心理臨床学会, 日本教育心理学会
日本保育学会,  日本心理学会,  日本子どもの虐待防止学会
Society for Research in Child Development(SRCD)
American Psychological Association(APA) など

社会における活動

内閣府政策統括官(共生社会生活)青少年調査担当:「低年齢少年の生活と意識に関する調査」委員
裁判所職員総合研修所:家庭裁判所調査官研修講師
水戸家庭裁判:調査官対象ケース研究講師
茨城県教育庁義務教育課:「幼稚園教育指導資料作成会議」委員
東京ウイメンズプラザ:DV被害者自立支援講座講師
  など

ひとことアピール

 専門の研究は,原理(真理?)を追求するタイプのアタッチメントはどのように発達するのかというものなのですが,
  これは,日常の養育と関係が深くあるので,養育関係という広い現実的な枠組みを忘れずに考えています。

学生のみなさんに伝えたいこと

 勉強や研究を通して,自分の内的世界を広めることは,外的な世界とのかかわりをも変えます。その変化がさらに,
自分の内面を豊かにします。いろんなことに挑戦して,自分で作った自分に対する「枠」を壊していってほしいと思います。
新しい自分に出会い,新しい世界に手を触れてほしいと思います。また,いろいろな出会いの中で,多様な考えや見方に
出会い,自分の糧にしていってくれたら嬉しいです。